「薬物乱用防止教室」を実施しました

 7月12日(金)、2年生を対象に「薬物乱用防止教室」を行いました。目的は、以下の3つです。

1 薬物が「健康」や「自己形成」に及ぼす影響について理解する。

2 薬物乱用の「違法性」と「社会的影響」について理解する。

3 自分の「健康や行動に責任を持つ」ことの大切さを理解する。

 講師に、県警察本部生活安全部少年サポートセンター所長の乾 健(いぬい たけし)様、少年課少年補導員の山下 晶(やました あきら)様、丸山憲香(まるやま のりか)様、また、城東ライオンズクラブ会長の向井祥隆(むかい よしたか)様、同クラブの小嶋裕二(おじま ゆうじ)様、多紀ライオンズクラブ会長の矢野 智(やの さとし)様の計6名をお迎えし、ご講話・DVD視聴・実演を通して、薬物乱用の実際についてお話しいただきました。大麻所持者の若年化や、一度薬物で逮捕されると、その7割近くが再犯を繰り返すなど、薬物の恐ろしさをわかりやすく丁寧に教えていただきました。また、身近な人から薬物を勧められたときにどうやって断ればよいかなど、実演を交えて具体的に教えていただき、とてもよい学習機会になりました。講師の皆様、ご多用の中、本当にありがとうございました。

 以下、生徒の感想です。(抜粋)

・覚せい剤や大麻は身近なところに迫ってきているので、今日聞いたことを覚えておいて、これからを過ごしていきたいです。

・僕たちには関係がないものだと思っていたけれど、丹波篠山でも大麻が出回っているということを知って、気をつけたいと思った。

・今年になって、大麻で検挙された人(兵庫県で)が100人を超えていることを知ってびっくりしました。誘われたら断るようにしたいと思います。

・話を聞くまでは、自分に薬物は関係がないと思っていましたが、話を聞いてからは自分や他人に危害が及ぶのだと実感しました。なので、友だちや知らない人から誘われても、そういったことをしないように心がけたいと思います。