7月8日(月)に、今年度第2回目となる学校運営協議会を開催しました。内容は、ビジョン共有を目的とした『熟議』でした。そもそも「熟議とは何か?」という話ですが、『熟議』とは、「熟慮と議論によって、課題解決をめざす対話」のことで、具体的に言うと、様々な立場の関係者が活発に議論を重ねることで、新しいアイディアや考えを生み出すという”話し合いの手法”のことです。今回は「(めざす生徒像)篠山東中学校の生徒に、どのように育ってほしいか。」という大きなテーマのもと、委員の皆さんに『熟議』を行っていただきました。
委員の皆さんには、東中の生徒の将来を見据え、めざす生徒像(=こんな生徒に育ってほしい)について多くの意見をいただきました。一部紹介します。
「逞しい生徒」
「粘り強い生徒」
「自立した生徒」
「協調性のある生徒」
「正義感があり礼儀正しい生徒」
「学ぶ意欲のある生徒」
「思いやりのある生徒」
「地域を愛する生徒」
また、「そのような生徒に育つには、どんなことをしなければならないか」についても真剣に考えていただきました。その中で、一番多かった意見は、「身近にいる大人が、まずは模範を示す」という意見でした。他にも、次のような意見がでました。
「自分の役割に誠実に取り組ませる」
「生徒に共感する」
「生徒の良さを認め・褒める」
「地域行事に楽しく参加できる体制をつくる」
「地域貢献の場を設定する」
「異学年交流・地域交流の機会をつくる」
など、それぞれの委員の立場から、多数の意見をいただきました。当事者意識を持ち、熟慮と議論を尽くしてくださった委員の皆様に心より感謝します。会の最後には、アドバイザーとしてご出席いただいた丹波篠山市教育研究所の足立浩学校園経営指導主事様からも、ご自身の経験を踏まえ、貴重なご助言をいただきました。今後は、委員の皆さんお一人お一人の思いを形にできるような学校運営めざし、家庭・学校・地域の三者が“Win-Win-Winの関係”を構築できるよう、この『熟議』を出発点とし、学校のあり方を再考したいと考えます。委員の皆様、貴重なご意見を本当にありがとうございました。