新年度を迎えてから約2ヶ月間、臨時休業が続いていますが、本年度、篠山東中学校区は道徳教育実践研究事業の研究指定を受けています。研究主題を「対話を通して生き方について考えを深める道徳科の授業」~人権教育の視点を生かした授業(対話)づくり~として取り組みを進めています。対話を通して考えを深めるためには、まず、本音で語り合える集団でなければなりません。生き方について考えるためには、自分の大切さとともに他人の大切さを認めるなど、人権教育の視点が必要になります。そして、その上に、多面的、多角的な意見を引き出す授業づくりをしていきたいと考えています。そこで、登校再開を前に、春川政信先生を講師としてお迎えし、人権の視点で道徳の授業を展開することの大切さを学びました。また、道徳だけでなく、各教科の授業、コロナ対応、学級経営、保護者対応・・・すべてにおいて人権教育が基軸になっていることを改めて感じました。生徒との再会を心待ちにしながらの研修でした。