6月学校だより(NO.4)

先週の6/3~6/7(生徒によっては6/9,6/10)の1週間、2年生が『トライやる・ウィーク』を実施しました。市内事業所の皆様には、ご多用の中、本校の生徒を受け入れていただき、ご指導賜りましたこと、心より感謝申しあげます。また、1年生は、先週末の6/7、入学後初めての校外学習に行ってきました。午前は兵庫型体験教育の1つ、『わくわくオーケストラ教室』に参加し、午後は阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターを見学しました。それぞれの学年が、1つ1つ教育課程をこなし、その中で見えてきた課題を克服し、着実に成長しています。一学期後半、ちょうど疲れもでてくる頃です。保護者、地域の皆様、どうか精一杯頑張っている生徒たちを支えていただきますよう、ご支援をよろしくお願いいたします。

いつも環境整備をありがとうございます!

広大な敷地面積を持つ本校には、敷地内の草刈り等、校外用務全般を担当いただく校務員さん2人、校内用務全般を担当いただく校務員さん1人と、計3人の校務員さんを配置いただいています。先日、校外用務担当のお2人に『観察の森(校内中心に位置する)』の斜面の草刈りをしていただきました。校内に草刈り機音が響き渡ったかと思うと、見る見るうちに斜面の草が刈り取られていきました。まさに、本校のカリ(刈り)スマ美容師です。縁の下の力持ちとして、ご活躍いただいています。

また、校内用務担当の校務員さんには、毎日、校内の清掃や鉢花の手入れ、給食の準備やコンテナの搬入出等をお世話になっています。27年目を迎える篠山東中学校ですが、今日まで多くの方々の手によって、この美しい環境が保たれています。そのことに感謝し、これからも大切に校舎を使わせていただきます。

3年生を対象に、市内3高校の学校紹介がありました!

6月3日(月)に、丹波篠山市中高連携事業の一環として、教育委員会主催の高校説明会が行われました。周知の通り、丹波篠山市内には伝統ある3つの県立高校があり、それぞれが特色ある教育を展開されています。兵庫県立篠山東雲高等学校、兵庫県立篠山鳳鳴高等学校、兵庫県立篠山産業高等学校の順に学校紹介が行われ、生徒たちは皆真剣に説明に聞き入っていました。ぜひ、後日行われるオープンハイスクールにも積極的に参加し、自分の目で高校を見て来てほしいと思います。後になりましたが、このような機会を設けていただきました教育委員会の皆様、また、ご説明いただきました高校関係者の皆様、そして、ご多用の中、ご参加いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

兵庫県立篠山東雲高等学校
兵庫県立篠山鳳鳴高等学校
兵庫県立篠山産業高等学校

「トライやる・ウィーク」がんばっています!

今週の6月3日(月)から、2年生36名が「トライやる・ウィーク」に挑戦しています。この地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」は、県内中学2年生を対象に、1998年から実施されている職場体験(福祉体験・勤労生産体験など含む)活動のことで、地域事業所様のご協力を得て、生徒が自分の将来を考えるうえで、とても重要な体験機会となっています。今年度も多くの事業所様に受け入れを承諾いただきましたこと、心より感謝申しあげます。生徒たちが働くことの意義や喜び、社会人として必要な資質など地域での学びを通して生き方を見つめるとともに、郷土「丹波篠山」への愛郷心や感謝の心を育んでくれることを願っています。

第1回『生徒総会』を行いました!

5月28日(火)に、今年度第1回目の生徒総会を実施しました。まず最初に、令和6年度の生徒会スローガンの採択が行われ、全会一致で承認されました。今年のスローガンは、「恩繋(オンライン)」。この言葉は、自分が受けた恩を誰かに返し、恩を繋いでいくという意味を表しています。藤木せらさんという大学生が作った言葉のようですが、その後、この言葉の反響は大きく、全国各所様々なところで用いられているようです。今年度、本校ではこのスローガンを掲げ、人と人との繋がりを大切した生徒会活動をめざします。

続いて、生徒会三役、学級風紀、文化、美化、保体給食、広報、それぞれの委員長から今年度の活動計画・予算案が提案され、すべての議案が承認されました。生徒会活動は、自分たちの手で自分たちの学校をより良いものにするために行う自治的活動です。一人一人が自分の役割と責任を果たし、より良い学校を築いていきましょう。

第1回篠山東中学校運営協議会を実施しました!

5月29日(水)に、今年度第1回目となる篠山東中学校運営協議会を実施しました。そもそも、学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)とは何か?それは、学校と地域住民等(保護者含む)とが学校運営の目標やビジョンを共有し、一体となって子どもの成長を育む「地域とともにある学校づくり」を推進する制度のことで、丹波篠山市では全ての学校で取組が進められています。委員構成は、校区の自治会代表6名、PTA(保護者)代表1名、主任児童委員1名、老人クラブ1名、学識経験者1名の10名に教員3名が加わり、計13名で構成しています。委員の皆様が、直接生徒と関わる機会は少ないかもしれませんが、学校運営にご尽力いただける心強い方ばかりです。見えないところで、子どもたちの学校生活を支えてくださっていますので、ぜひ、お知りおきください。今後も学校だよりやホームページを通じて、本協議会の取組を発信していきます。委員の皆様、一年間東中のためにどうぞよろしくお願いします。

学校経営方針(スクールプラン)を説明し、全委員の皆様の承認を得ることができました!

3年生の皆さん、“プール掃除” ありがとう!

29日(水)の4~6校時に、3年生がプール掃除をしてくれました。6月21日(金)から始まる水泳の授業に向けて、毎年恒例とはいえ、全校生のために一生懸命掃除をしてくれました。モップで泥をかき出したり、バケツやホースで何度も汚れを洗い流したり、3年生の頑張りとチームワークに、感謝・感謝です。

黙々と自分の役割を果たす3年生!全校生のために、ありがとう!

防犯訓練を実施しました!

23日(木)のテスト終了後、不審者の校内侵入を想定し、防犯訓練を実施しました。今回は不審者が職員玄関から侵入したという設定で実施しましたが、広大な敷地を持つ東中学校です。その気になって入ろうと思えばどこからでも侵入できます。あってはならないことですが、いつ何時、想定外の出来事が発生するかわかりません。繰り返し行う訓練を通して、自分自身で危険を回避できる力を身につけてほしいものです。

防災担当による講話

さて、校内のあちこちに、『今日も一日 自己安全管理』という言葉が掲げてあります。これは、“自分の安全は自分で守る”という意味を表しています。心に留めておいてほしい大切な言葉です。

ケガや事故なく安全に一日を過ごせるように、今日も一日 ”自己安全管理”

中間テスト終了!

先週の、22日(水)、23日(木)の2日間、中間テストを実施しました。本校では定期(中間・期末)テスト5日前から部活動を停止し、学習に集中できる時間を確保しています。生徒たちは試行錯誤しながら、3年間をかけて自分なりの学習方法を身につけていきますが、お子様のご家庭での取組はいかがだったでしょうか。特に、1年生の生徒にとっては初めて経験する定期テストで、随分緊張したのではないでしょうか。   結果もさることながら、毎日の家庭学習はできているか。テストに臨む態度はどうであったか。保護者の皆様には、ぜひお子様と一緒に取組の過程を振り返っていただけると幸いです。

初めての中間テストに挑戦する1年生 ~みんな真剣に頑張っています~

3年生修学旅行日記 ~2泊3日の振り返り~

 5月12日(日)から2泊3日の行程で沖縄に修学旅行に行ってきました。1日目は「平和学習」に「民泊」、2日目は「マリン・文化体験」、3日目は「班別自主研修」と盛沢山な内容でしたが、天候にも恵まれ、無事全プログラムを消化できました。生徒たちは2泊3日の活動を通して仲間との友情を深め、地元の方々の優しさにも触れ、とても有意義な時間を過ごしました。また、親元を離れ、保護者の皆様への感謝の気持ちも感じられた貴重な旅行でした。体験で得た多くの学びを、生徒たち一人ひとりが、これからの学校生活に繋げてくれることを期待しています。この度の旅行にあたり、保護者の皆様にいただきましたご支援ご協力に感謝申し上げます。

5月12日(日)1日目 

 早朝、5時30分に東中学校に集合。点呼を済ませ神戸空港へ。保護者の皆様、早朝からのお見送りありがとうございました。

平和学習 ~ 山城本部壕(ガマ)体験 ~

 沖縄に到着してすぐに、山城本部壕(沖縄陸軍病院本部壕跡)に向かいました。ガイドさんの先導で壕(ガマ)の中を見学し、中では懐中電灯を消して暗闇体験も行いました。戦争の悲惨さ・愚かさと、平和の大切さ・有難さを実感しました。

この後、懐中電灯を消して「暗闇体験」を行いました!
思っていた以上に落差がありました! 中には当時の食器の欠片(かけら)が落ちていました!

壕(ガマ)体験のあとはお弁当タイム

 朝早かったので、生徒たちはもうお腹がペコペコでした。壕(ガマ)近くの平和創造の森公苑でランチタイムとなりました。もちろん、お弁当はタコライスでした。

ひめゆり平和祈念資料館を見学しました

 ここでは、資料館の方から講話を聞いたあと、各自で館内を見学しました。真剣に資料に見入る生徒たちの姿が印象的でした。

資料館の方から、元ひめゆり学徒隊の島袋淑子さんの体験談を聞きました

平和祈念公園で『平和宣言』を行いました

 生徒代表が「平和宣言文」を読み上げ、戦禍によって尊い命を奪われた方のご冥福と恒久平和への願いを込め、全員で黙とうを捧げました。

平和祈念公園での集合写真

民泊体験では、地元北中城村の皆さんにお世話になりました!

 入村式では北中城村の皆さんに歓迎の踊りで出迎えていただき、疲れていた生徒たちの顔に笑みがこぼれました。地元沖縄の方の温かさに触れることで、親の温かさを改めて感じることもできました。一夜が明け、退村式では号泣する生徒も・・・

教わった三線を披露する男子生徒たち(退村式にて)

5月13日(月)2日目

 北中城村の皆さんと涙のお別れをしたあとは、待ちに待ったマリン体験と文化体験。でも、午後から雲行きが怪しくなり激しい雨に・・・。沖縄まで来てマリン体験中止か・・・と思いきや、なんとなんと奇跡的に雨が小降りに・・・。何とかバナナボートと琉球グラスの絵付けは行うことができました。”晴れ伝説”を持つ「〇〇先生」のお陰か・・・?

5月14日(火)3日目

 最終日はホテルを出て徒歩で首里城へ。集合写真を撮って、いよいよ楽しみにしていた班別自主研修開始。

首里城での集合写真

班別自主研修スタート!

 首里城を出発して、いよいよお待ちかねの班別自主研修スタート!国際通りで、昼食と買い物(お土産)を楽しみました。

お世話になった添乗員さんとお別れしました

 那覇空港を出発して神戸空港へ。修学旅行中お世話になった添乗員さんとお別れしました。楽しい旅行をありがとうございました。

「あっ」という間の3日間でした!

 保護者の皆様、ありがとうございました!

 大きな事故や怪我なく、無事丹波篠山に帰ってくることができました。生徒たちは学びの場が変わっても動じることなく、最高学年として自覚ある行動をとってくれました。きっとそれぞれに、思い出深い修学旅行になったことと思います。保護者の皆様にはいつも温かく見守り支えていただき、本当に感謝しています。また機会を見つけ、ご家庭で旅行話を聞いてやってください。ありがとうございました。