10月22日(木)の放課後、ドリーム学級「人権講演会」がありました。講師に、人権の歴史調査研究班(丹波篠山市人権・同和教育研究協議会 啓発推進委員)の皆様をお招きし、「今こそ語り伝えたい 証言から知る戦時中の暮らしと体験」と題してご講演いただきました。
当時は、現在の篠山産業高校あたり一帯が軍事拠点であったこと。篠山には「鬼の第70連隊」という勇猛果敢な連隊があったこと。今の篠山産業高校の農場(スポーツセンター側)は軍事訓練所であったこと。夏に花火大会の行われるユニトピア篠山周辺には、機関銃の訓練施設があったこと。篠山が軍都と呼ばれ、各地から多くの兵隊が集まる軍隊の町であったことなど、写真や文献をもとにお話しいただきました。
また、福住地区在住、現在96歳(当時16歳)男性からの聴き取りでは、「戦争が始まったと聞いた時には、『とうとう始まった。やった。』とワクワクした。『日本が勝つ。』と信じていた。」とのお話し。
福住地区在住、現在93歳(当時13歳)女性からの聞き取りでは、「戦争当時に学校で勉強をした記憶はない。学校では運動場を掘り起こして畑を耕し、サツマイモを植えました。でも、食糧難の時代で、植えたサツマイモが自分たちの口に入ることはなかった。」とのお話し。
人権講演会に参加した生徒たちは、戦時中の暮らしや、ご高齢の方の体験談を聴いて、今の生活の有難味を改めて実感していました。
ご多用の中、ご講演いただいた人権の歴史調査研究班(丹波篠山市人権・同和教育研究協議会 啓発推進委員)の皆様、また、人権学習会開催にご尽力いただきました日置ふれあい館並びに人権推進課の皆様に、心より感謝申しあげます。